「免疫賦活作用」とは、人間の体が本来持つ外部からの異物を除去する機能を強化し活性化させる作用をいい、マクロファージ・Tリンパ球・NK細胞・インターフェロン産生細胞などの機能を回復・活性化させます。その効果として、末期ガンの胸水、腹水の減少や、さらにガン細胞を消滅させることもあります。
免疫とはそもそも病気を防いだり、治したりするための生体防御機能です。その免疫機能が異常を漉したのでは健康を維持できるはずがありません。そんな時に利用したいのが、プロポリスの免疫賦活作用なのです。免疫が異常を起こした状態、つまりアレルギー状態に対して、それを正常化しようとする効能があるのです。
アレルギー反応が起きると、IgE抗体と抗原の反応によって肥満細胞からヒスタミンやセロトニンなどを大量に放出されるのですが、これらの物質がかゆみや湿疹・炎症などを引き起こすのです。こうしたアレルギー反応に対して、プロポリスは
といった作用をするとされています。こういった免疫賦活作用は、主にフラボノイドの働きによるものと考えられています。フラボノイドは、IgE抗体と抗原が結合をするのを抑制し、ヒスタミンが肥満細胞から放出されるのを妨げると考えられていますが、他の物質の作用によるものではないかとの異説もあります。また、NK細胞をも活発化させるという報告もあります。
以上のような作用の他に、抗炎症作用をはじめとするプロポリスの様々な作用が複合的に働いて、プロポリスの相乗的な免疫賦活作用が成り立っているものとされています。
複雑な免疫システムの中で、プロポリスに含まれるどの成分が作用しているのかについてはまだ十分には解明されていません。一連の作用が複雑すぎて研究し切れていないというのが実情のようです。
プロポリスには免疫賦活作用があるのですが、ただ単に免疫力を強化するといった単純な作用ではないようです。行き過ぎた免疫を抑制し、低下した免疫を強化する、自動制御装置のような働きをするのが特徴だとされています。
免疫力は、過剰反応もアレルギー症状となって病気を引き起こしますが、その低下も健康上から大変な問題となります。免疫力の低下には、高齢やストレス・疲れ・体力消耗などのような場合が考えられます。
年をとると免疫力は徐々に低下してしまいます。免疫システムで重要な働きをする胸腺が、加齢により徐々にその機能を低下させてしまうからです。機能が低下した分だけ免疫力も低下してしまうのです。また、過度のストレスや、肉体疲労、外科的な手術などによる体力の著しい低下なども免疫力を低下させる原因となります。
通常使われる免疫抑制剤は、名前の通り、免疫を抑制する方向にしか効果がありません。しかし、プロポリスの免疫賦活作用は、過剰な免疫を抑制するだけでなく、低下した免疫を強化する様に作用します。免疫力の低下した40代以上の人には、プロポリスのもつ免疫を強化するという作用は非常に大切だといえるでしょう。